元ネタ(ほどでもないか?)が
これなんだけど。
中途半端だけどこれで一本SS書いてみた。
機動六課がもうそろそろ解散というときにはやてからなのはとフェイトに招集がかかる。解散前に行われる謝恩会について相談があるということで、はやては二人を呼び出したのだった。
部隊長室の窓からは心地いい春の風が中へ流れ込んでいて、リインは春の日差しに眠気を誘われて気持ち良さそうにうつらうつらとしていた。
そんなリインに思わず頬を緩めるフェイトであったが、はやてからの爆弾とも言うべき内容を聞かされて思考は停止してしまう。
「突然で悪いんやけど、フェイトちゃんダンスせえへん?」
「はい?」
「あの、はやてちゃん。どういうことなのか説明してくれないと……」
目が点となって止まってしまったフェイトを揺すりながらなのはは苦笑いを浮かべてはやてに問いかける。
首がかっくんかっくん横に揺らされながらも現実世界に戻ってこないフェイトを見て、同じように苦笑いを浮かべたはやては事情を説明する。
「機動六課がもうすぐ解散するとなって謝恩会が来週開かれるのは知ってるやろ?そこでプログラムにダンスを入れる事になっているんよ」
「え?何でダンスが入っているの?」
「シャーリーがフェイトちゃんとシグナムの剣の演武が見たいらしくてな。発送した招待状の中にダンスの項目が入ってしもうてんのよ」
「……減俸2ヶ月だね」
悪戯心で入れたプログラムで給料を減らされるのは当然だろう。後にシャーリーはフェイトから電撃でお仕置きされているのだが、幸せそうな顔をして気絶していたとフェイトは語っている。
ただ、幸いな事にプログラムにはダンスとあるだけで中身の事は何も語られていない。もちろん出演者もである。
「さすがにダンスの演目は指定されてへんからどうにでも見繕える。ただ、シグナムが猛烈に不器用なんや」
「シグナムさん、盆踊りすら踊れていなかったね。運動神経いいはずなのに……」
「うん、アレは致命的やわ。他に私らの中で運動神経あってダンスが上手そうなのってフェイトちゃんしか思いつかへん」
お偉方まで招待状を出してしまった以上、安易な訂正など出来やしない。
苦肉の策として身体能力の高いフェイトに白羽の矢を立てたわけであるが、期限は1週間しかない。
「まぁ、1週間あるからどうにかなるやろうけど、フェイトちゃんには頑張ってもらわなぁ」
「うーん。そういえばどんなダンスにするの?」
「候補は幾つか挙げたんやけどな」
なのはに問いかけられたはやては幾つか案を提示する。
「一つ目。キャラメルダンセン」
「却下だね」
「二つ目。ドリフのズンドコ節」
「ダンスじゃないよそれ」
「三つ目。フラメンコ」
「いいかもしれないけど、難易度かなり高いよ?」
「四つ目。マ○ケンサンバ」
「お偉方の前で披露するものかなぁ?」
4つも立て続けに却下されてさすがにはやては渋面を作る。まともな提案をしていないのだから却下されるのは当然なのだが、ネタに走ろうとする癖はここにおいて健在である。
そこでなのはは思いついた事を言ってみる事にする。
「ロックダンスで曲に合わせて踊るってのはどうかなぁ?」
「曲のベースは?」
「ええと……Kenny LogginsでFootlooseってどうかな?」
「……ええかもしれんね。フェイトちゃんにいいかもしれないね」
フェイトが正気に戻らないうちにどんどん事態が進んでいく。後々に現実逃避などするべきではなかったと彼女は後悔するのだが、それは後の話である。
一応ここまで。
これの完成版はリリマジ後にやる予定。